まんまるなジブンに出会う呼吸の旅

グラウンディングとはヨガといったボディワーク、瞑想等をされた方なら聞いたことがある言葉だと思います。一般的にグラウンディングとは地に足をつけて生きていくことを意味します。おへその下にある丹田から呼吸をし、自分がまるで大きな木のようにしっかり地に根を張って、外界の何物にも揺らぐことなく生きていくことです。

それでは、クラリティブレスワークで呼吸でグラウンディングするというときには何を意味するのでしょうか。

ブレスワークは呼吸をメインにしたワークです。呼吸の生命エネルギーを大量に全身に流し、体を呼吸で満たし、体を活性化させていきます。その過程でまず行なうのは呼吸に集中するということ。私たちは油断していると思考に心が乗っ取られてしまい、今ここを生きている感覚を忘れがちです。今ここを生きている感覚つまりマインドフルネスな状態を忘れ、将来のことを悩んだり、不安に思ったりしがちです。そして頭でっかちになり、行動に移せず、同じ状況にとらわれたりしてしまいます。ブレスワークで呼吸に集中すると、思考にとらわれていた意識を体に戻し、今ここにいるという感覚を思い出させてくれます。これがブレスワークで言うところのグラウンディングです。

クラリティブレスワークではハート、つまり胸から呼吸を行っていきます。世の中には丹田呼吸で呼吸しなくてはならないという思う方がたくさんいますし、私もその一人でした。これは日本だけではなく、他の国の人もそう思っているので、もしこれを読んでいるあなたが丹田呼吸しか呼吸じゃないと思っていてもごく普通の地球人ですので安心してください。

ハートから呼吸していくことの利点はいくつかあります。体的には現代人には前かがみの動作が多い(パソコンの作業や携帯を見る等)ので、胸の前面の筋肉を呼吸で内側から動かしていくことによって、体が開放されていくこと。それに伴って肩こりも改善されていきます。呼吸がうまくできないと言われる方もブレスワークにいらっしゃいますが、筋肉を柔らかくすることによって、そのあたりも徐々に改善されていきます。

チャクラ的に言うと、ハートのチャクラは7つのチャクラの真ん中にあるので、ハートのチャクラを呼吸で活性化させていくことによって、第1、2、3チャクラの下半身(ローワーボディ)と第5、6、7の上半身(アッパーボディ)のバランスが取れてきます。下半身は行動、上半身は思考に通じていますが、行動と思考のバランスが取れていきます。何も考えないで行動ばかりする人、考えてばかりで行動ができない人っていますよね。行動か思考かどちらかのエネルギーが過剰になっている状態ですが、バランスが取れてくると、行動と思考が足並みをそろえて前に進んでいける状態になります。

心と体が整っていくと感情の開放も起こっていきます。感情の開放は人によって出方が違います。体で感情を感じる人もいれば、心で感情を感じる人もいます。必要なのは呼吸をし続けること、体の中にい続け、つまりグラウンディングし続け、自分を見つめ続けること。すると自分でも思いもしなかった風景が目の前に展開し始めます。

毎月テーマを変えてブレスワークを行っています。
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