まんまるな自分に出会う呼吸の旅

呼吸は大切ですよ、という話をするときにこんな話をします。この話は以前聞いたもので、記憶をたどるとざっくりとこんな感じです。。。

あるとき、カラダの器官が会議をして、誰が一番役に立っているかグランプリをしようと考えました。

会議の席には重鎮が集まっています。

胃に肝臓、心臓、肺。。。

テーブルの末席に座っているのは呼吸。なんだかあんまり存在意識が強くありません。

胃も肝臓も、他の器官も「私が一番!」と主張します。

呼吸は周りの勢いに押されてしまっています。

なんたって、みんなが呼吸は当然いるべきものと思っているので、必要だけど、まあ、そんなもんだね、としか思っていないからです。

呼吸は「私は存在が薄いからいいわ。」と静かに席を立ってしまいます。

その途端に、胃も肝臓も他の器官もぐったりとし始めました。

う・・・動けない・・・

呼吸がいないので、誰もが元気をなくしてしまったのです。

急遽呼吸は会議の席に呼び戻され、みんなは元気を取り戻し、呼吸が役に立っている器官ナンバーワンの栄光を得たのです。

呼吸は大切。皆さんわかっているものの、何かが起こるまでなかなか呼吸の大切さを身に染みることはないなあ、と自戒を含めて思っています。今からでも遅くありません。呼吸を見直してみませんか。呼吸を体いっぱいに入れていって、まずは元気になる。活力を得たら、今まで見過ごしていた心の状態を整えていきましょう。ブレスワークではそれが可能です。