今回は新しい年の初めということで、瞑想やムーブメントに続いてブレスワークを行いました。

ムーブメントをすると自分で言うときによく思い出すことがあります。それは最初にシャスタ山でブレスワークをしたときのこと。前日にスチュワートミネラルスプリングリゾートという宿泊所に到着して、なんか想像していたリゾートと違うと思いながら、食事をし、久しぶりの早いアメリカ英語に我ながらついていけないとドキドキし、初めて会う人たちと話しはしたものの、名前も覚えられなくて、大きなため息をついていました。

翌朝、同じ部屋にいるはずのルームメイトがまだ到着していなくて、一人でとぼとぼブレスワーク会場に向かった時、心細さはマックスでした。私のマックスさにとどめを刺すかのように、会場にいる人たちは踊っているではないですか!

ジムではインストラクターについて踊ることはできますよ。高校で演劇をやっていたころはセリフが書いてあれば、たくさんの人の前で演技することくらい平気でした。スピーチ大会で2位をとったこともあります。でも・・・人前で自分で“自由に”身体を動かすことができない。身体が凍り付いてしまいました。ホント帰りたいと思いました!情けないけれど、人ができるはずのことができないのですから。

それが自分で自分に課している制限でした。帰りたいという言葉を飲み込んで(いや、言ったかも。帰りたいというメールもしたかも。)、少しずつ身体を動かしているうちに、心の声が気にならなくなってきたのです。

私の最初のブレスワークもひどいものでした。指先がちょろっとぴくぴくしたくらいしか覚えていません。先生やアシスタントたちに言わせると、相当息を止めていたらしいので、そのあたりが原因だったのかもしれません。なんだかよくわからなくて頭も混乱していました。想定外の何かが起こるのが怖かったのかもしれません。

心と身体はつながっているとはよく言いますが、心がその場にいることに慣れてきて、少しずつリラックスできるようになると、身体も連動して楽になり、ブレスワークがだんだん深くなっていくのを体感することができました。ブレスワークが楽しめるようになりました。

時には自分で自分に課している制限を外していくことも大切です。予想できる未来ではなくて、予想できないくらい楽しい未来が待っているかもしれないのですから。成長ってそういうものなのかなと思ったりもします。

今月1月は26日(土)にブレスワークを行います。

それではお会いするのを楽しみにしています。