こんにちは。
母と子供の関係を考えるときに思い出すのが、私が一緒にブレスワークでワークした女性です。彼女はクラスでも一番を争うほどの感じがいい人で、しかも美人。きっとお母さんもすてきな人だろうと想像させるほどです。
聞いてみると、お母さんは離婚してシングルマザーで彼女を育てたものの、子供の頃からやりたいことは自由にやらせてくれたというなんともうらやましい環境だったそうです。話を聞く限りでは、私もそんなお母さんに育てられたらもっといい人になっていたかもと思ってしまいました。
それでも娘としては気になることはあるようで、彼女がお母さんに相談をしても、お母さんはあなたがやりたいようにやりなさい、というばかりで、なんとも頼りなさを感じていたようです。私がお母さんの思いを彼女にかわって探ってみてもらったメッセージは、シングルマザーで娘を育てることからくる自信のなさ、不安でした。
娘を愛し大切にしているものの、娘に嫌われてしまうのがこわくて、何か相談されても、あなたがやりたいようにやりなさいという言葉を口にしていたということでした。メッセージを受け取った彼女はお母さんの気持ちを知って大きくうなずいていました。
家族のように普段の距離が近いほど、改めて関係性について考えることは少ないのかもしれません。でもだからこそ時間をとって見直すという価値があるのかもしれませんね。
2月のワークショップで子供と母親の関係をテーマにブレスワークをします。もしあなたにお母さんとの関係で見直したいことがあったらブレスワークで解消するのもいいと思います。
お母さんとの確執や虐待やそんな大きな課題を抱えていなくても、家族で生活する以上なにかと課題はあるもの。そんな軽い気持ちで参加していただいても大丈夫です。
2月は2日(土)と10日(日)に池袋の上池袋コミュニティセンターで。お会いするのを楽しみにしています。