4月21日のグループセッションにお越しいただいた皆様お疲れ様でした。今回のテーマは「父親とあなたの関係を探る」ということでした。とはいいつつ、2月の母親、3月の生まれ直す、4月の父親の最後のセッションでしたので、その3つの要素の統合の瞑想を行いました。

私たちの身体にはDNAがありますが、そのDNAは内容がわからないものの方が多いそうです。その中にジャンクDNAと呼ばれているものがあります。ジャンクDNAの要素の中には先祖から受けついでいる行動パターンもあるそうです。うつ病になりやすい家系、アルコール依存症になりやすい家系など聞いたことはありませんか。こうしたいわゆる“家系”の要素はDNAに書かれているらしいです。

だから今、あなたがもしそのような要素を持っていたとしても、それはあなたが原因ではなく、ただ引き継いだものだった可能性もあります。もちろんDNAに書いてあったとしても、すべてが表にでてくるわけではありません。あなたがその家系の悪循環を止めることもできるのです。この瞑想はその悪循環を止めて、祖先の学びだけを受け取り、もっと楽に生きていけるようにというものでした。

人生がスムーズに進んでいけますように。

話は変わりますが、私は最近集中的に歯の治療を受けています。毎回麻酔をするのですが、麻酔をした後でも歯を削るときのあのガリガリという音が頭の中に響いて身体に力が入り、逃げ出したくなります。頭の中で治療をしなくてはならないとわかっているのに、居心地が悪い。自分の中の矛盾した部分を見つめています。

そんなとき、「呼吸を続けて」という自分の声が聞こえます。

呼吸が途切れたときに痛みや恐怖といったトラウマが入りこまないように。
感情を流し続けるように。
感情がとどまることがないように。

何度歯の治療をしても慣れないのですけれど、ブレスワークを初めてから、自分を客観的に見つめることがもっとできるようになってきています。

ブレスワークをすると、やはりどうしても見たくないものが上がってくることがあります。初めて見たくないものを見るとどうしてもびっくりして引いてしまいますが、きっとそれはもう必要ないし、あなたに手放す準備ができているから浮かび上がってくるものです。

見たくなくてもそれは大切な自分の一部です。
それを認めてあげましょう。
でてきたことを歓迎してあげましょう。

そうするとそれの様子が変わってきます。

どす黒くどんよりしてとげとげしかったものが、
ぷるぷるして透明なピンクの可愛らしいものに変わってくるかもしれません。

客観的に見つめること。
呼吸を続けること。

あなたの中にある未知を知っていくにつれ、一年後には全く違うあなたになっているかもしれません。